対馬のチョウセンヒラタクワガタDorcus
consentaneusと、奄美大島と周辺に分布するスジブトヒラタクワガタD.metacostatusを除いた日本に生息しているヒラタクワガタの仲間は、東インドから東南アジア一帯、東アジアにかけて非常に広く分布するパラワンヒラタやセレベストヒラタなどと同じチタヌス種に分類されている。 同じ種といっても、国内だけで十数亜種に分類され、サキシマヒラタ、オキナワヒラタ、ダイトウヒラタ・・・と南西諸島に分布する個体は、島しょ群ごとに亜種がいるといってもいい。また亜種間の変異も大きく、パラワンヒラタのような真っすぐに伸びるアゴをもつツシマヒラタや、セレベスヒラタのような湾曲した大アゴになるサキシマヒラタなど亜種でも形は違う。 広い分布域が示しているように、様々な環境に対する適応力は強く、飼育も比較的簡単(高温に強く、乾燥に弱い)で、マットでも菌糸ビンでも飼育が可能。ヒラタクワガタは気が荒く、触ろうとすると大アゴを広げて威嚇してくる。 |